【国際通り】に蘇る伝説、漢の食卓。「鶏心」で味わう、魂のチキン三部作。
被写体を愛するように、酒と肴を愛す。
ロケーションカメラマンのNaoyaだ。
今夜、俺のファインダーが捉えたのは、国際通りの喧騒を見下ろすビルの3階。かつて「のれん街」で数多の呑兵衛たちを唸らせたあの名店が、ここ国際通りのど真ん中で再始動したと聞きつけた。
その名は「鶏心(とりしん)」。
エレベーターを降りると、そこはすでに「旨い」の香りが充満している。飾り気のない、だが温かいアットホームな空気。気取らない俺たちR45世代には、こういう場所こそが最高のスタジオになる。
今夜は、この店が誇る「鶏の三連星」にピントを合わせていく。





① 官能的なまでの口溶け【数量限定・やみつき鶏レバー】
まず最初にシャッターを切るべきは、この一皿だ。 「やみつき鶏レバー」。
数量限定。その言葉だけで、男の狩猟本能が掻き立てられるだろう? 低温調理という緻密な計算によって仕上げられたそのレバーは、まるで現像液の中でゆっくりと像を結ぶフィルムのように繊細だ。
箸で持ち上げると、その重量感に期待が高まる。口へと運べば……なんだこれは。 「……溶ける」。 舌の上でトロリと崩れる食感は、もはや罪深いほどに官能的。濃厚な旨味が脳天を直撃し、すぐさまハイボールを煽りたくなる。
※ただし、提供されたらすぐ食うのが流儀だ。鮮度が命。この一瞬の儚さこそが、芸術なんだよ。

② 炸裂する肉汁のフラッシュ【油淋鶏(ユーリンチー)】
続いての被写体は、店の看板を背負う「油淋鶏」。 こいつはまた、画力が強い。
山と積まれた鶏肉に、香味野菜たっぷりのタレが黄金色に輝いている。 一切れ頬張れば、「ザクッ!」という心地よい音色が鼓膜を震わせる。その直後、衣の中から閉じ込められていた肉汁が、ストロボのフラッシュのように一気に弾け飛ぶ。
酸味と甘みのバランスが絶妙なタレが、脂の旨味をさらに引き立てる。 これぞ、漢のスタミナ源。 シャッターを切る指も、箸を持つ手も止まらない。これがあれば、俺はあと20年は現役で戦える。そう確信させる力強さがここにある。

③ 情熱の赤、鉄板の愛【チキンのトマトチーズ焼き】
ラストを飾るのは、少し趣向を変えた洋の一皿。 「チキンのトマトチーズ焼き」。
熱々の鉄板の上で、トマトの赤とチーズの白が混ざり合う。そのコントラストは、まるで夕暮れの残波岬のようにドラマチックだ。 トマトの酸味が染み込んだ鶏肉に、とろ~りと絡みつく濃厚なチーズ。 この組み合わせに間違いなんてあるわけがない。
そして忘れてはいけないのが、添えられた「バゲット」という名のアシスタントだ。 皿に残ったソースをたっぷりと掬い取り、最後の一滴まで味わい尽くす。 それが食材への、そして料理人へのリスペクトってもんだろう?

【編集後記】
国際通りの夜景を眺めながら、グラスを傾ける。 「鶏心」。ここはただの居酒屋じゃない。胃袋だけでなく、明日を生きる活力(エネルギー)までチャージしてくれる場所だ。
イケメンスタッフ勢揃い✨
県庁駅側から入って徒歩2分‼️那覇市松尾1-3ー1エスプリコートビル3階
17:00〜翌朝3.00 年中無休
(22:00〜カラオケ歌い放題🎤)喫煙可🚬
テーブル席最大60名規模❗️✨オール沖縄人スタッフの店
こだわり抜いた沖縄料理と激選鶏料理


