沖縄移住者せきららインタビューVol.1シーバさん:ユクルポン2020年1月(冬号)
Vol.1 シーバさん
沖縄移住者をゲストにインフルエンシャル沖縄のTzoが鋭く切り込む対談です。
記念スべき第1回目のゲストは映像制作やドローン空撮を専業で行っているシーバーズ・スタジオのシーバさんです。
インタビュア:Tzo(以降、T)
飲食店、CLUB、番組制作、芸能プロダクション、音楽制作、IT関係の実績と人脈を駆使し、沖縄から世界へ新たなエンターテインメントを発信する。
ゲスト:シーバさん(以降、シ)
シーバーズ・スタジオ代表 椎林 隆行 横浜出身、沖縄移住歴9年。映像制作のプロダクション、ドローン空撮、イベントや講演会の撮影。ライブ配信、CM制作等。
自分もいつ死ぬかわからない、やりたいことは早めにドンドンやっていこう
T どうもインフルエンシャル沖縄のTzoです。今日はなななんと久高島からお送りしております。本日のお客様はシーバーズ・スタジオ代表の椎林隆行さんです。沖縄移住のお話を伺います。まずは移住したキッカケをお聞かせ下さい!
シ 沖縄はもともと大好きでした。伊是名島の海産物を生産販売している代表者と仲良くなり撮影の仕事で来沖して、そのとき「あー、もうやっぱり沖縄に住みたいなぁ」と強く思いましたね。当時、TVでは東日本大震災の悲惨な映像ばっかりで「自分もいつ死ぬかわからない、やりたいことは早めにドンドンやっていこう」と移住を決意しました。
都会で失敗したり、心が疲れたら沖縄に堂々と逃げて来て
T 次は読者の皆様に移住して良かったこと聞かせていただけますか?
シ 沖縄はいい意味でテーゲー文化があり、常にキチッとしてなくても許される風土があるので、気を張らずにいられます。沖縄の人はかっこつけないし、マウンティングして上下関係を作ろうとしたりせず、できないことや収入が少ないこともアッケラカンとオープンにして受け入れる雰囲気があります。都会で失敗したり、心が疲れたら沖縄に堂々と逃げて来て、再生のいいきっかけになると思います。そして、なんといっても、この青い空、青い海、白い砂浜。遠くを見る時間が長くなりました。観光誌に載ってるような綺麗な海がすぐ見れます。そして、神奈川の海は人口密度が凄いですが、沖縄は一人あたりのビーチ面積が大きい。なんと言っても沖縄の大自然は魅力ですね。
ウチナーンチュは人間関係を氣にして、本音を言わない
T じゃあ逆に移住してイヤだなーとおもったことを赤裸々にお聞かせください!
シ 沖縄の人は親切だけど、ありがた迷惑に感じることも。例えばスーパーのレジで袋に商品を全部いれて、蝶々結びして、凄くテンポが悪くイライラしました。あと、ウチナーンチュは人間関係を氣にして、本音を言わない傾向が強いです。移住者でナイチャーの僕には結構なんでも言ってくれます、それは僕のメリットですね(笑)。それと、これはホント残念なんですが、車からのポイ捨てがひどい、ぜひやめてほしいです。
実験的にセカンドハウス的な感じで、まずは住んでみるといいです
T 今後ユクルポンでは移住者向けの支援も企画してますので、これから移住を考えている方へ移住したくなるようなアドバイスをお願いします!
シ こだわりを捨てて飛び込んでいったほうがいいです。生活が困窮してる人は難しいけど、アパートを借りて週末だけ沖縄で暮らしてみるのがおすすめ。実験的にセカンドハウス的な感じで、まずは住んでみるといいです。それと、地元のコミュニティに入るとわかりますが、ネガティブなウチナーンチュは移住者を排除したがるので、その人達とは距離をおいて、ポジティブなウチナーンチュと付き合うようにしたほうがHappyになります。
T 今回は序章ということですが、移住者の方も沖縄の人にも気づきがあると思います。今後もユクルポンを通じて沖縄の良さを発信していきたいと思います。
シ 次回以降もは色んなゲストを呼んで、移住したい人を応援すること、沖縄全体を良くするためのヒントになることをお話していきたいと思います。
インタビューの特典動画
紙面ではお話できなかった内容、あんな事やこんな事まで、、、ぶっちゃけてます、チェックしてみてください!