【魂の食レポ】南風原の聖域で喰らう!「タイラ製麺所」のミックスそばと肉汁じゅーしーの波状攻撃
よぉ、待たせたな。48歳、酸いも甘いも噛み分けてきた俺が、今日足を運んだのは南風原の新川。
『環境の杜』という施設の中に潜む、知る人ぞ知る漢(おとこ)のガソリンスタンド……『タイラ製麺所 南風原新川店』だ。

入り口で靴を脱ぎ、板張りの床を踏みしめる。
この『武装解除』の瞬間が、これから始まる至高の炭水化物との闘いに向けて、逆に俺の野性を研ぎ澄ませてきやがる。

さあ、テレビの知名度なんて関係ねぇ。純粋な『味』の拳骨を、俺の胃袋に叩き込んでもらおうか。
圧倒的なコントラスト!ミックスそばの「剛」と「柔」
カウンター越しに運ばれてきた『ミックスそば』。
立ち昇る動物系の力強い出汁の香りが、俺の鼻腔を容赦なく貫く。
だが、驚くのはまだ早い。丼の表面を覆い尽くさんばかりに鎮座する、二つの巨大な肉の塊を見よ。

まずは『三枚肉』。
箸で持ち上げれば、しっかりとした重量感。噛み締めれば、豚肉本来の野性味あふれる『剛』の食感が、歯を押し返してきやがる!
そしてもう一つの主役、『軟骨ソーキ』。
こいつはまさに『柔』の極みだ。口に入れた瞬間、ホロホロと崩れ、とろけるような脂の甘みが広がっていく……。
同じ丼の中で繰り広げられる、この計算し尽くされた肉のコントラスト。たまらねぇ。
肉の旨味を受け止めるのは、タイラ自慢の『自家製生麺』。
ツルッとした喉越しの直後、強烈なコシともっちり感が顎を直撃する。
あっさりと上品な塩味のスープが、この暴れ馬のような麺と肉を見事に一つに束ね上げているんだ。

仲間たちが頼んだ食べた沖縄そばの集合写真をみてくれ、色んな肉を食べたい漢にとって、ミックスそばがコスパが高いのが分かる。
袋にトドメを刺す、肉撃の「じゅーしー」

そばだけで満足して帰るようなヤワな胃袋は、ここには置いていけ。
俺たちの闘いは、この『じゅーしー』を喰らって初めて完結する。
一口かき込めば、そばの優しいバランスとは打って変わった、圧倒的な『パンチ力』に驚かされるはずだ。
ほぐされた軟骨ソーキがたっぷりと混ぜ込まれ、豚の脂が米一粒一粒をコーティングしてやがる……!
このパワフルなじゅーしーを口いっぱいに頬張り、そこへすかさず、そばの塩味スープを流し込む。
……美味い。五臓六腑が歓喜の悲鳴を上げているのが分かるぜ。
脂の応酬で口の中が戦場と化したなら、付け合わせの『もずく』でスッとリセットする。
この完璧なループに、俺の箸はもう誰にも止められねぇ。
嫁ニーの看板に甘えない、漢の実力勝負
オーナーの『嫁ニー』。テレビで名の知れた男だ。
だが、店内を見渡しても、そのキャラクターに媚びたようなチャラついたポスターや装飾は一切ねぇ。
『俺たちの勝負は、この丼の中だけで十分だ』と言わんばかりの、職人としての漢気。俺はそういう不器用なストロングスタイルが大好きだ。
……ふぅ。これで1000円札1枚でお釣りが来るってんだから、南風原の漢たちは幸せ者だぜ


