
沖縄で料理の出張撮影②湯気・煙を写す写真
どうも、こんにちは!
前回の①単品の料理写真から引き続き第二弾、今回は湯気や煙を写す撮影(以降、湯気撮影)についてご紹介します。
熱々の鉄板料理やしゃぶしゃぶ等は煙や湯気がモクモクがしてると、それだけで美味しそうに感じますよね。「アキヒロ君これ見て〜湯気がゴイス〜!」と言ってスマホで撮影しても写真に見た目と違って、ゼンゼン写真に湯気が写ってない経験ないでしょうか?
湯気撮影にはちょとしたコツがあるので、ご紹介しますね!

- 湯気撮影のコツ① 背景を暗く(黒く)
湯気や煙は白いので背景が明るいと見えにくく殆ど写りません。飲食店は蛍光灯など室内全体を明るくしており壁も明るいので普通にとっても白い湯気は写りにくいということです。そこで背景が暗くなるようにカメランのアングルや被写体の料理を置く場所を設置します。場合よっては背景に黒い布をはります。これだけで湯気が映ることもあります。 - 湯気撮影のコツ② 光を反対側またはサイドから当てる
背景を暗くしたけど、まだ光が足りない、そこでストロボの出番です。湯気に向かって光を当てると黒い背景に白い煙黒いが浮き出てきます。でもだがしかし正面から光を当てると背景の壁も明るくなってしまう。そこで光を当てる角度を工夫します。カメラの反対側またはサイドから光をあてることで壁を明るくすることなく、被写体の煙だけを明るくすることができる、という寸法です。


- 湯気撮影のコツ③ 室内を冷やす(湯気の撮影)
次は撮影方法というか撮影環境について。「アキヒロ君みて〜息が白いよ〜」と寒の日に外にでると吐息が白くなるのを誰しも経験されていると思います。湯気というのは外気との差があればあるほど、多く出ますので、暖房を消して冷房をつけて、外が寒いなら窓を空けて、、、、とにかく室内の温度を下げておくことが非常に重要になってきます。背景を暗くして光を反対から当てても、そもそも湯気が出てないなら何も写りませんので重要な条件になります。 - 湯気撮影のコツ④ 風を止める
背景を暗くして逆光をあてて室温を下げても、エアコンや扇風機、外からの風があると湯気や煙が逃げてしまい写真に写りません。室内を冷やすため冷房全開にしていても、撮影する直前にOFFにします。冬に窓をあけて低温の外気を入れてても、撮影する直前は窓を閉めます。風を止めて、料理の真上に湯気がでるようにします。

アツアツが売りの料理では、湯気や煙が映る写真がシズル感を出すために大切なポイントなので、この4つのコツを意識して撮影してみてね!この4つ条件が揃っていれば、スマホでも湯気・煙が撮れますのでチャレンジしてみてください📷
今日はココまで、次はドリンク撮影についてお話します。


Subscribe
0 Comments